全然OKでーす!
現職の年収が低すぎるから転職したい
これってものすごく当然すぎる転職理由じゃないでしょうか?
ただこの理由を面接の際ストレートに伝えてしまっていいのかどうか・・・
印象が悪くなってしまうのではないか?
そのあたり且つて面接官の仕事もしていた僕がお答えいたします!
年収が低いから転職したいという理由について
収入をもっと増やしたいので転職を考えています!
こんなに明確で正直な転職理由があるでしょうか?
今よりもっとお金が欲しい
今よりもっといい暮らしがしたい
家族が増えるので収入を増やしたい
ものすごく素直な理由だと思います
今の会社にこのまま勤めていたって先は見えている
それなら少しでも早く理想年収かえられる会社に転職したい
そう考えるのは当然のことです
お金はたくさんもらえるに越したことはありませんし、
今よりもっと欲しいと思うのは人間として当たり前のことです
実際に転職理由の1番目か2番目に必ず挙がる理由です
収入を増やしたいので転職したいと考える人がそれだけ多いということです
一方で「年収を増やしたいから転職したい」と言う理由を、そのままストレートに面接で言ってしまうことに抵抗がある人が多いのも事実です
一体なぜなんでしょうか?
年収アップが目的の転職だと言いづらい
面接の際に転職理由を聞かれたときに
給料が安いので転職したいのです!
と素直に言える人がどのくらいいるでしょうか?
実際は給料が安いから転職したいのに
今の仕事にやりがいを感じることができなくて
キャリアアップが目的です
なんてことを一番の理由にしてみたり
お金が理由ってなかなか素直に言えないものです
なんとなくネガティブな理由に聞こえるからじゃないでしょうか?
ですが、転職理由が「年収アップのため」と答えてしまっても全然問題ないと思います
肝心なのは「年収アップのため」と同じくらい大事なもう一つの「軸」を企業側に提示できるかどうかということです
その年収に見合う人材かどうか
その企業の面接を受けているということは、そこで働けば自分が理想としている収入が得られるからということでしょう
現職よりもそこで働く方が給料が多くもらえると考えたからですよね
そして面接にたどり着いているということは、企業側もあなたの経歴やキャリアを見て会ってみたいと考えたからですよね
つまり面接の時点で、受ける側と求める側のニーズはある程度一致していて、お互いがゼロベースにいるということになります
そこからプラスに行くかマイナスに行くかは面接のやり取り次第です
転職の理由は?と聞かれたら、
現職の年収が低いため給料をアップさせたいというのが一番の理由です
とまず答えます
肝心なのはこの後です
この先でもう一つの「軸」をヴィジョンとして自分自身が明確にできているかがポイントとなります
- 自分を雇用することでその企業がどんなメリットを得ることが出来るか
- 提示されている年収を受け取る代わりに、自分はどれだけの働きをすることが可能か
こういったことを伝えることが出来ればグッドです
自分自身のキャリアを最大限に活かすことで御社の利益へ繋げることができます
これまでに培った知識と経験で新たな販路を開拓することが可能です
現職の業務で学んだことから新しいシステムの構築をご提案させて頂きます
中途採用を考える企業は当然ながらその人のこれまでのキャリアを欲しがっています
即戦力として早い段階で自社に影響を与えてくれる人を採用したいと考えています
自分を雇入れることでそういったことを提供できるという点を強くアピールできれば、企業側の印象はかなり良くなると思います
決してお金が欲しいだけの人間ではないと印象付けることが出来ます
逆に言うと自分は現職で収入以上の働きをしていて、正当な評価を得ていないと自信を持って伝えることでもあります
まずは今の自分自身の適正年収がどの程度なのか事前に知っておく必要があると思います
そこを知りたい方は【40代の転職】適正年収は転職前に診断しろ!自分の市場価値とは?を読んでみて下さい
適性年収の出し方などについてまとめています
年収アップを理由にするメリット
年収アップを転職理由にすることのメリットもあります
「やりがい」や「キャリアアップ」などの理由よりも具体的で明確であるという点
それ以外の理由って抽象的になりがちだったりするんですよね
- 「やりがい」ってどういうことですか?
- 入社して「やりがい」が得られなかったらどうしますか?
- ここ以外で「キャリアアップ」を得られる企業はないんですか?
なんて疑問を持たれやすかったりします
転職活動に慣れてる人なんてほとんどいないでしょうから、どうしても転職の理由付けってどこかで聞きかじってきたような文言を並べることになりがちです
決してウソをついているわけではないんですが、その理由を上手に伝えて企業側の納得を得ようとするためセリフ臭い説明になりやすいと言いますか
その点「年収アップ」が理由だとわかりやすいですよね
この年収と職務内容が自分にぴったりだから貴社を選びました、という説得力が勝手についてきますので
企業からするとこの人材に対し提示通りの年収を与えていれば、離職される可能性は低いということが言えるのではないでしょうか?
なんせ「年収アップ」が転職理由なんですから、企業としてもわかりやすい報酬の与え方だと思います
「やりがい」や「働きがい」などの漠然とした環境を与えるより簡単だということです
こちらとしては「年収アップ」と「企業に渡せるメリット」の2つの軸さえ揃えておけば、企業側の理解を得ることは比較的容易ではないかと思います
その他、転職面接に於いて企業と交渉すべき点はいくつかあります
【待遇交渉術】転職面接で待遇面の交渉をするときに注意すべき4点 ではその際に注意すべき点についてまとめていますので、是非ご一読下さい
まとめ
年収を上げたいから転職を考えています
なんとなくネガティブなイメージを持たれそうな気がします
賃金を得るために労働力を提供しているのですから、収入の部分てものすごく大きいはずなんですが
なんとなくこれを前面に出すと良い印象を持ってもらえないような気がしがちですよね
でも実際はそんなことありません
その収入に見合う人材であることを印象付けることが出来れば、他の転職理由なんかよりよっぽどシンプルでわかりやすい理由です
企業側の理解を得ることも容易だと思います
是非素直に自分の気持ちを伝えてみましょう!
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